「本の森」への誘い

ゆるくカーブした通り沿いに設置された本棚は、まるで森のような配置。来館者は木々の間を歩きながら、思いがけない本との出会いを楽しめます。館内には那珂川市内の遺跡から出土した遺物も展示され、歴史への興味を誘います。柔らかな木の温もり、書籍の独特の香り、そして柔らかな間接照明が織りなす空間は、知識の森を探索するような、心地よい体験を提供しています。
随所に配置された読書スポット

照明デザイナーの繊細な光の演出が、各エリアに最適な雰囲気を生み出しています。さらに、思わず腰を下ろしたくなる居心地の良さ。1人掛けの柔らかなソファ、窓際の小さな丸テーブル、木製のベンチなど、本との静かな対話を楽しめる空間が用意されています。
未来を見据えた新たな学びの拠点、嘉麻市の義務教育学校
2023年、嘉麻市で開校した3つの義務教育学校は、9年間の一貫教育を実現し、従来の枠を超えた学びの形を提示しています。これらの学校では「図書室」が教育の核となり、総合学習や教科授業に波及する仕組みを構築しています。開校後1年経ち、教室周りの広々とした空間が児童生徒に安定感をもたらしトラブルが激減した、という成果も上がっているようです。
教育と建築が融合したこの挑戦的な試みは、未来の学校づくりへの貴重なヒントになることでしょう。
今号では、嘉麻市教育委員会の木本寛昭教育長のメッセージや、3つの学校の個性豊かな施設、そして取り組みを通し、未来の教育の形に迫ります。
ミリカプラス(+)~成長する文化施設へ~
本市の複合文化施設「ミリカローデン那珂川」は、平成6年に開館し、市民や利用者の皆様に「ミリカ」の愛称で親しまれてきた施設です。この度のリニューアル工事は、単なる老朽化対策だけでなく、これから先も皆様に愛していただける施設となることを目指して計画し、進めてまいりました。
施設内には、ゆっくり座って過ごせる場所を数多く整備しました。こどもから大人までが思い思いの時間を過ごされている様子がうかがえ、日常的に活用されていることを非常に嬉しく思っております。
今年度でリニューアル工事最終年度となりますが、リニューアルオープン後のミリカが、市の文化芸術の発展にとって、更に、すべての市民にとってプラス(+)となるよう、皆様と一緒にミリカを育ててまいりたいと考えております。ぜひ一度、お立ち寄りください。
DATA(施設概要)
●施設名称/那珂川市図書館 ●所在地/福岡県那珂川市仲2丁目5−1
(ミリカローデン那珂川内) ●開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20時まで)●休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)毎月最終水曜日(祝日の場合はその前日)年末年始(12月28日~1月4日)
特別整理期間(2月上旬頃)





